群馬リハビリテーション病院リハビリテーション部です

回復期リハ病棟156床。伝統的なリハビリに加え、早朝リハビリも施行。さらにHAL、歩行アシスト、足首アシスト、IVES、REOGO-J、Walkaideなどを中心とするロボットリハも駆使して、患者さんが良くなるために奮闘中。

両側麻痺、3動作の患者さんに歩行アシスト使ってみました

 3動作の患者さんにHONDA歩行アシスト(HWA)を使用しました。

 本来は2動作移行期くらいが理想的ですが、片脚の屈曲が出にくいので、相談を受けてのHWA施行です。

 両側片麻痺ということもあって、固定式歩行器を利用しての歩行訓練を実施しています。

 歩行条件はこれです。

イメージ 1
水彩画にしています

 右足にSHBを履いていますが、足尖の引きずりがかなりありました。

 HWA施行前は歩行速度 0.132m/sec、平均歩幅 0.126mで、

 10日間HWAによる歩行実施後、

 HWA施行後には、歩行速度 0.146m/sec、平均歩幅 0.151mでした。

 確かに変化は出ていますが、あまり変化を感じられませんでした。担当者に確認すると、この日は適合性の良い装具が用意できなかったとのこと・・・。

 2日後にもう一度評価すると・・・、
 
 この日は患者さん用の靴とオーダーメイドの装具が完成したとのこと。

 適合性もかなり良いようです。

 結果は、
 歩行速度 0.252m/sec、平均歩幅 0.192mになり、

 施行前と比較すると歩行速度は1.9倍、歩幅も1.5倍でした。

 HWAを何とか適用できないか試行錯誤して利用しましたが、装具などの条件が施行前と違い、何が効果があったかわからない結果となりました。

 3動作の方でもHWAは適用できる可能性はあるということ、また、歩容の乱れがある場合、適合性の良い装具は奏功するということでしょうか。

 何とも締まらない結果ですが、こんな試行錯誤を繰り返しながら、我らがリハビリテーション部は毎日頑張っています。