群馬リハビリテーション病院リハビリテーション部です

回復期リハ病棟156床。伝統的なリハビリに加え、早朝リハビリも施行。さらにHAL、歩行アシスト、足首アシスト、IVES、REOGO-J、Walkaideなどを中心とするロボットリハも駆使して、患者さんが良くなるために奮闘中。

体重免荷トレッドミル歩行

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 当院で最初に導入した、体重免荷式トレッドミル装置です。
これに関するお話しをひとつ。
 古い文献ですが、歩行できない脳卒中患者さんに、
(A期)部分免荷トレッドミル、(B期)通常理学療法でリハビリを実施しました。それぞれの介入期間は、3週間です。

 結果
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体重免荷トレッドミル練習で歩行能力が改善(p<0.05)。

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機能(麻痺)の改善はみられませんでした。

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 歩行スピードも改善した(p<0.05)、とのことでした。

 トレッドミル歩行は、課題指向型の反復練習を監視下で行え、より効果的だった。
 歩行できない慢性期脳卒中患者には、有益な歩行練習であることがわかった。
 従って、トレッドミルでの歩行練習は、短期間で歩行能力を改善させる手段である。
 としています。

 ここから言えることは、歩行しやすい環境を作り、歩数、距離を伸ばすことによって、歩けないを”歩ける”に変えることができるということです。
 機械に頼りたくないとおっしゃる方もいますが、使えるものは何でも使って歩行できる環境を整えることで、歩く練習をすることが大事です。

 できない環境では、できるようになりません。できる環境に身を置いてください。

Treadmill training with partial body weight support compared with physiotherapy in nonambulatory hemiparetic patients.