群馬リハビリテーション病院リハビリテーション部です

回復期リハ病棟156床。伝統的なリハビリに加え、早朝リハビリも施行。さらにHAL、歩行アシスト、足首アシスト、IVES、REOGO-J、Walkaideなどを中心とするロボットリハも駆使して、患者さんが良くなるために奮闘中。

梅雨時は

昨日、理学療法士のKくんに、ブログに書くネタは何かないですか?
と聞いたら、

”今は梅雨ですよね・・”というありがたいお言葉をいただきましたので、
つゆネタを一つ・・・

 昨年、消費者庁が、店舗・商業施設で買い物中の転倒事故について注意喚起をしました。

 普段リハビリを行う中でも、患者さんの転倒予防に対する配慮は、医療事故の一部として挙げられるくらい重要性を増しています。


 2009年から2016年で、店舗・商業施設での事故情報が寄せられていますが、7割以上が、買い物中に滑る、つまずく等によって起きた転倒事故だったとのことです。

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 高齢になるにつれて、足元に想定外のことがあった時、その対応が遅れぎみになります。

 転倒事故は、床面での滑り事故が最も多いそうで、次いで床面の段差や凹凸によるつまずき、駐車場の路面の段差や凹凸によるつまずき、床に置かれた商品や荷物用台車等でのつまずきの順だそうです。


転倒事故は、女性の転倒事故が7割以上を占めます。

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また高齢になるにつれて、骨折など治療期間が1か月以上のけがになる割合が高いようです。

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店内の床滑りによる事故では、7割以上が濡れた床で起きているようです。


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 転倒事故の内訳では、雨天の日には店舗入口付近の濡れた床での転倒が多く、入口のマットが滑った事例やマットから床に足を踏み入れたときに濡れた床で滑るという事故が多いようです。


 梅雨時のスーパーやショッピングモールの入り口付近、マットを過ぎたあたりの場所や、鮮魚コーナーなど、転倒の危険度が高い場所があるようです。


 転ぶくらいのことで・・・と軽く考えないでください。壮年期では3割~5割が治療に一ヶ月以上要しています。

 

 ちょっとした気の緩みが、大きな後悔につながらないよう、滑りやすい場所を知っておくことで、転倒予防に努めてください。

 

 でも、注意していても骨折してしまったら・・・当院をご用命ください。


 梅雨時の小話でした。