群馬リハビリテーション病院リハビリテーション部です

回復期リハ病棟156床。伝統的なリハビリに加え、早朝リハビリも施行。さらにHAL、歩行アシスト、足首アシスト、IVES、REOGO-J、Walkaideなどを中心とするロボットリハも駆使して、患者さんが良くなるために奮闘中。

高齢脳卒中患者

高齢脳卒中患者へのリハビリは効果が低いと考えられて、リハビリ病院への転院の打診がされない傾向にあるそうです。


若年者と比較して高齢患者は回復しないのか調べた、報告です。

Oldbenefit as much as young patients with stroke from high-intensityneurorehabilitation: cohort analysis.

発症4週までの日常生活動作の変化を、リハビリ病院に入院した患者を年齢別に3グループに分けて比較しました。
65
歳未満 (middle-aged)
65-80
歳 (old)
80
歳超(very old)

結果、

自立改善度は各年令層でほとんど一緒でした。
機能回復はリハビリ総合計時間と関係がありました。
リハビリ量と回復度との関連は年齢に依りませんでした。


80
歳以上の高齢者であっても

リハビリ病院で相当量の訓練を受けると

若い患者と同じくらいの回復が期待できます。

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当院でも確認したところ、85歳を超えると若い人と比べ、回復が少し鈍るもののリハビリの効果はあるようです。最近は100歳超えの患者さんも増えています。


本人よりも周囲が先に諦めてしまわずに、自分でできるようにではなく、“自分でしたいことができる”余力を持っていただくことが、患者さんの退院後の楽しい生活につながると信じています。