東京大学の近藤先生の研究です。
調査の結果、笑う頻度が最も少ない高齢者は、ほぼ毎日笑う高齢者に比べ、脳卒中を有する割合が約1.6 倍高いことが分かりました。
また心疾患でも約1.2 倍高いことが分かりました。
笑いが高齢者において心疾患または脳卒中の発症を抑えるのに有用である可能性が示されました。

この研究は「良く笑う人ほど脳卒中、心疾患を有さない」可能性がありますが、笑えば脳卒中にならないという、笑いの予防効果を強く示唆できないとしています。
当院のセラピストはリハビリ中に
患者さんに”笑っていただこう”として努力していますので、
温かい目で見守り、
ついでに愛想笑いもお願いします。
(愛想笑いでも多少の効果はあるようです。)