群馬リハビリテーション病院リハビリテーション部です

回復期リハ病棟156床。伝統的なリハビリに加え、早朝リハビリも施行。さらにHAL、歩行アシスト、足首アシスト、IVES、REOGO-J、Walkaideなどを中心とするロボットリハも駆使して、患者さんが良くなるために奮闘中。

舌の力をつけよう

以前、当院ST言語聴覚士)のスタッフが「舌圧と食形態との相関性」について学会発表したことをブログに載せましたが、今回は実際に舌圧の測り方と舌圧を上げる(舌の筋力をつける)リハビリ方法について紹介したいと思います。

 

 これが当院で使用しているJMS舌圧測定器です。

 
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 棒の先端のふくらんでいる部分を舌で口蓋(ラ行を話すときに舌先で触れるところの周辺です)に力いっぱい押しつけると、舌圧が測定できます。


 年代別最大舌圧の目安は・・・


  成人男性(2059) 35kPa

  成人女性(2059) 30kPa

  60歳代(6069)  30kPaは欲しい

  70歳以上      20kPaは必要     

JMS舌圧測定器のホームページより)

 

 写真は40歳代男性なので、平均値内ですね!

 
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 では、舌圧を高める(舌の筋力をつける)ためのリハビリでは何をしているかというと・・・

 

写真のように舌圧子という棒を舌で押してもらう練習をします。

患者様の舌の力の程度によってSTが抵抗をかけて押し合いをします。

数ヶ月このリハビリを続けることで舌の筋力が強くなってきます。(個人差はありますが)

 
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 舌圧と食事の形態は相関があると研究結果では出てきていますので、今後も当院ではこのようなリハビリを続け、患者様に少しでも形のある食事を食べていただけるお手伝いをしていきたいと思っています。

 

                                  ST茂木