6月5日(日)に株式会社gene主催の研修会に行ってきました。
内容は脳画像の見方や予後予測の考え方についての講義でした。
研修の流れとしては脳画像の見方を学び、症例を通して麻痺や感覚、
高次脳機能障害がどこまで改善するのかを
会場にいるみんなで予測していく形でした。
脳画像を診るポイントとして「脳画像の損傷されていない部分を診る」、
まとめとして「簡単に諦めない!回復が見込める時は積極的に機能練習を」
という内容も印象に残る研修でした。
研修に参加させていただいた感想は
脳卒中の患者様を担当させていただく事も多く
予後予測について悩む事も多いためとても役に立つ研修だと思いました。
脳画像や予後予測に対する興味・関心も以前に比べて高くなりました。
また、予後予測で回復の見通しを立てる事で
早期のFIM利得やFIM効率の予測にもつながり、
自宅退院を目指すことができるのか、
また、自宅復帰する際に
どこまで家族の介護負担を軽減できることにもつなげられるのか
という事を考える責任、大切さを再確認する事ができました。
作業療法室で伝達講習を行い、予測精度の向上や考えるきっかけにしたいと思います。