当院では、廃用症候群に対するリハビリテーションにも積極的に取り組んでいます。
廃用症候群は、肺炎や腹部の手術により、安静にすることで、日常生活活動に一定以上の制限が起きた場合に、入院でのリハビリが可能となります。
手術などにより安静にした結果、日常生活活動に制限がおきるという場合のみではなく、肺炎・インフルエンザ・全身のやけど、胆管結石、敗血症、出血性ショック、尿路感染症、イレウス、痙攣重積発作などがあり、特に高齢者では急激な体力の低下により歩きにくくなったり、トイレに行けなくなったりで、入院リハビリの対象となることがあります。
肺炎は死因の3位にまで上昇し、高齢者では怖い病気になりました。
しかし、生き残れても体力が落ちきってしまって、日常生活動作ができなくなってしまっては生きがいも感じられません。
1~2ヶ月の短期で集中的なリハビリを行い、家でも自分で生活ができるようにしましょう。
主治医、またはかかりつけの医師にご相談ください。
なお、必要に応じ、ロボットリハ等の活用もできます。ロボットリハについては、個別リハビリ以外に別料金が発生することはありません。