群馬リハビリテーション病院リハビリテーション部です

回復期リハ病棟156床。伝統的なリハビリに加え、早朝リハビリも施行。さらにHAL、歩行アシスト、足首アシスト、IVES、REOGO-J、Walkaideなどを中心とするロボットリハも駆使して、患者さんが良くなるために奮闘中。

英科学誌ネイチャー電子版

 脊髄損傷で手足に麻痺がある人の脳にチップを埋め込み、指令を読み取って腕の神経に伝えることで、思い通りに手の指を動かすことができるようになったとのことです。

 研究に協力したのは24歳の男性で、交通事故で脊髄を損傷し、腕が動かなくなった方です。

 研究チームは、脳の運動野に埋め込むことで、腕を動かす信号を読み取るチップを開発し、コンピューターを介して、前腕に着けた130の電極に伝え、筋肉を刺激しました。

 2年前に同じ仕組みでこの男性は手を握ることができたが、今回はさらに、手の指を1本ずつ動かすことや、手首を動かせるようになりました。瓶の中身を別の容器に移すこともできたとしています。

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 オハイオ州立大学などの研究チームが、英科学誌ネイチャー電子版で発表しました。

朝日新聞デジタル、NHK NEWS WEB参照
News Webには動画もありますのでご参照ください。


 ちなみに日本にはBMIがあります。
 失ってしまった神経系の働きを、機械に代行させることによって再建する技術は、Brain-Machine Interface(ブレイン・マシン・インターフェース)(BMI)とよばれ、脳卒中や脊髄損傷などによって体に不自由が残ってしまった方たちの福音になると期待されています。
 アメリカのものは機能を代償するという要素が強いように感じますが、日本のものは脳卒中後などの治療の要素を強く感じます。(リハビリ医学関係者がいますので)

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 2018年実用化予定との情報や、開発者の慶応大学牛場潤一先生に私が学会発表する際、座長をしていただいた経験もあり、親近感を持って期待しています。完成すれば導入したいと思います。