リハビリのシステムの中では非常に大事なことなので、
ご紹介します。
患者さんにとってはどうでも良い話のように思いますが、
実は大事なことなんです。
この図は基本的に担当者はその病棟で完結するということを表しています
当院には約200名の患者さんがいらっしゃいますが、
理学療法士の担当が各病棟バラバラになっていたのでは、
その日ごとの担当者はそれこそ数多くのセラピストが日替わりで担当することになってしまいます。
これを防ぐ意味でも、病棟ごとの担当制とし、最小減の人数で患者さんの担当をするようにしています。
また、フロア毎にリハビリを行う訓練室を統一しています。
これにより、各担当者は他の療法場面を横目に、別の患者さんのリハビリを行うことになりますので、進捗状況の把握がしやすくなったり、担当者間の情報交換が行いやすくなったりします。
先日ラオスからチーム研修で医師が見学にみえましたが、このシステムを”画期的だ”といわれていました。
リハビリ提供する際に、セラピスト個々が能力を発揮することは大事ですが、不足分や気がつきにくいことをチームでサポートすることも大切です。
これからも洗練したチーム作りができるよう精進していきたいと思います。