みなさんこんにちは!
食後に眠くなってしまって作業ができない・・・
夕食後にテレビを見ていたらいつの間にか寝てしまった・・・
そんな経験をされた方はいらっしゃいませんか?
私は夕食後の寝落ちの常習犯です。
計画していた予定ができなかったり、気付いたときには深夜だったりする時の
悲しさは非常に大きいです。
同じような経験をされた方も多いと思います。
まず、食後に眠くなってしまうのはなぜかというと
①血糖値が上昇するから
②消化を促すために脳から胃腸に血液が集中するから
この2点が大きな理由として挙げられています。
①血糖が上昇するから
特に炭水化物を多く含む食事を摂ると、急激な血糖値の上昇が起こります。
それに反応して、血糖値を下げてくれるインスリンというホルモンが大量に
分泌され血糖値が下がることで、頭がぼーっとしたり、急な眠気に襲われたり
するようになります。
②消化を促すために脳から胃腸に血液が集中するから
食事を摂ると、栄養素を分解するため胃腸が多くのエネルギーを必要とします。
そのため、消化器官に血液が集中し脳を含む他の部位への血液供給が
一時的に少なくなることがあります。この状態が眠気を感じる理由と
されています。
これらによって起こってしまう食後の眠気対策として、
いくつかご紹介させていただきます。
1.食後の軽い運動
食後に軽い運動をすることで血液の循環が促進され、食事で摂ったブドウ糖を
代謝し、血糖値の急上昇を防いでくれます。軽い散歩は新鮮な空気を
吸い込むことでリフレッシュし、眠気を和らげることができるので
おすすめです。
2.食べる順番に注意する
ご飯やパンなどの炭水化物は血糖値が上がりやすいため、野菜やきのこ、
大豆類から先に食べることで食後の血糖の上昇が緩やかになります。
3.カフェイン入りのコーヒーを飲む
カフェインは中枢神経系を刺激し、覚醒感を高めます。そのため、
食後にカフェイン入のコーヒーを飲むことで、眠気が軽減し集中力を
保つことができます。しかし、過剰なカフェイン摂取は不快感や不眠症の
原因となる可能性があるため、注意が必要です。
食後の眠気で寝てしまうのは気持ちがいい時もありますが、睡眠状態に入ると
胃腸の働きが低下して消化不良に繋がったり、睡眠の質が悪くなったりと
デメリットもあります。
食後の眠気対策をしっかりして、いつもより、より気持ちのいい1日を
過ごせるようにしていきたいですね。
記事担当:PT 伊藤