当院もそうですが、e-sportsをリハビリや介護予防に活用する動きが広がってきています。
ゲームの内容は、多少の体の動きを伴うものであればよく、運動の激しさや活動量などはあまり求められないように思います。それよりも大事にしたいのは、医療機関であれば、安全性ですし、地域であれば楽しく継続して行える事が配慮すべき事案なのかもしれません。
老人クラブなどであれば、ゲートボールやグランドゴルフなどを基本として、これもe-sportsですが、ダーツをみんなで楽しむという交流を図っている地域もあったりします。
介護予防という点で言えば、何も運動をすることをメインにする必要もなく、上の写真のように、男の料理教室みたいなものも、盛況だったりします。
介護予防を考えると、基本は地域の通いの場ということですが、コミュニティーの皆さんと交流をするということが、大事なんだと思います。食事会でも、散歩でも、清掃活動でも気の合う人と継続して実施し、何らかの理由で数名欠けても持続可能な活動にしておくことが、自分や地域の皆さんの健康寿命を伸ばすことに繋がっていくのではないでしょうか。
記事担当:部長さかもと