こんにちは。今年の冬は寒くなりそうですが、
中之条町では新年早々、お祭りが開催されます。
それは・・・鳥追い祭りです。
鳥追い祭りは約400年の歴史を持つといわれる中之条町の伝統行事です。田畑の作物を荒らす鳥や獣を追い払い、五穀豊穣や家内安全と厄除けなどを願って始められました。
勇壮な掛け声と共に県の文化財に指定されている大小様々な大きさの鳥追い太鼓。これを叩きながら町内を練り歩きます。「追い申せ、追い申せ、唐土の鳥を追い申せ」という声で、祭りは最高潮に盛り上がります。見物の人々の「投げさっせ、投げさっせ」という声に応じて、店々からみかんや景品などが投げられ、拾い合う人達の影が街頭の光の中で交錯します。
こうして街中は、夜半まで盛り上がりにぎやかな雰囲気に包まれ、まるで寒さも吹っ飛びそうなお祭りです。
さて、ここで町の伝統行事に「参加」する意味について考えてみたいと思います。
私達はリハビリテーションの課題抽出をする際にICF(国際生活機能分類)という人間の生活機能と障害についての分類法をよく使用します。
この分類法の中では生活機能は「心身機能・身体構造」、「活動」、「参加」と3つに分かれており、どれか1つのみでなくそれぞれの相互作用が重要であると言われています。
お祭りに参加する事で体を動かしたり、人と関わる事で頭を使ったりする事で、身体機能や認知機能にもいい影響を与えてくれそうです。
昨年はコロナウイルス感染症で開催できませんでしたが、今年は開催される事をお伝えすると、嬉しそうにされる方もいらっしゃいました。
開催日は2023年1月13~14日です。
(新型コロナウイルス感染症拡大防止のため変更となる場合があります。)
https://nakanojo-kanko.jp/events
コロナの影響で息抜きがしづらい部分もありますが、感染対策を行い参加するのも地域との交流や地域の発展にもつながると思います。
興味のある方は是非行ってみてください!!!
記事担当:OT室