群馬リハビリテーション病院(旧沢渡温泉病院)リハビリテーション部です

回復期リハ病棟156床。ロボットリハ稼働中。100名超のリハスタッフで365日リハビリ邁進中。一緒にリハビリがんばりましょう。

退院後の生活 前編

      

 

 

こんにちは。

 

いつもは、当院での出来事や取り組みなどを記事にしているのですが、

今回は以前担当していた患者さんに会う機会があり、

退院後の生活を色々聞かせていただいたので書かせて頂きたいと思います。

 

この患者さんは入院前に、蕎麦屋さんをされていた方で、

今回の病気で左の手足が不自由になりました。

入院中は身の回りのことは足の装具を使用して、自立されていました。

 

しかし、退院の際にはまだ左手が十分に動かず、すぐに蕎麦打ちの再開は難しい状態でした。

当院で行っている退院後のアンケート(3ヶ月時)では、お店の手伝いをしているとのことでした。

 

少しずつお店の事ができてきている事を知り少し安心しましたが、

その後蕎麦打ちが再開出来たのかとても気になっていました。

 

そのため、退院後の様子を伺いに先日お店にお邪魔させて頂きました。

すると既に蕎麦打ちを再開しており、装具を使わず店内を歩いていました。

 

しかも再開は退院後1年経たないうちに再開されたとのことで、

私が予想していたよりも早い回復にとても驚きました。

 

お蕎麦は右手だけで打っているとの事でしたが、一見わからずとても美味しく頂きました。

 

当院では退院後にアンケートをお送りしています。

退院後の患者さんの様子を聞かせて頂くことでとても励みになります。

多くの人に返信して頂き、良いことだけでは無く苦労している事などもお知らせ下さい。

 

次回は患者さんが退院後の生活で苦労した事について、私の反省も含め書きたいと思います。

 

                       理学療法室ブログ係の伊東でした