群馬リハビリテーション病院(旧沢渡温泉病院)リハビリテーション部です

回復期リハ病棟156床。ロボットリハ稼働中。100名超のリハスタッフで365日リハビリ邁進中。一緒にリハビリがんばりましょう。

「飲み込みの力を保つ運動」

 以前の記事で、飲み込みの力を保つ運動として、「シャキア訓練」「嚥下おでこ体操」が紹介されていたと思います。

 

 「シャキア訓練」は、仰向けになり頭だけを上げて足先やおへそを見る姿勢を取り、①そのままの姿勢を維持する、②頭を上げたり下げたりする という運動です。

 

 

「嚥下おでこ体操」は、おでこを手で押す力に負けないように、顎を引いておへそを見る運動です。

 

 

どちらも飲み込みのリハビリではかかせない運動なのですが、1人でするにはお手軽さに欠けるところがありますよね。そこで、もっと手軽にできる運動を紹介します。

 

「頚部等尺性収縮手技」と名前は難しそうですが、やり方は簡単です。

 両手の親指で顎を押し上げ、その力に負けないように顎を引きます。

 

 

この運動を、高齢者に毎食の食事前に4~6秒、3回ずつ行ってもらったところ、2~4週間で飲み込みの力に変化があったと、学会発表がありました。

 

 毎食前に簡単な運動を行い、いくつになっても美味しいものを安全に食べられるようにしたいですね。

 

                               記事担当:ST茂木