こんにちは、初めまして!
今年4月より入職しました、理学療法士の 川原圭太 と申します。
よろしくお願いします!
さて、今回は「マッサージ」について紹介しようと思います。
我々理学療法士は、リハビリの一部で患者さんにマッサージをすることもあります。
そこでマッサージにはどんな種類があり、それぞれどんな特徴があるのかを
ご紹介します。
マッサージの効果について
まず、マッサージをするとどんな効果が得られるのでしょうか?
①ストレッチ効果
筋肉をマッサージすることで硬くなった筋肉がほぐれます。
②血流・リンパの流れ改善効果
足先など身体の先端の方には血やリンパが溜まりやすくなります。
それらを心臓に戻すように中心に向かってマッサージをすることで循環が促され
疲れの回復などが期待できます。
③心理的効果
マッサージをすることで自律神経がととのい、リラクゼーション効果を得ることができます。
マッサージの種類について
一言にマッサージと言ってもその方法には様々なものがあるようです。
一般的に想像できるものは筋肉を揉んだり擦ったりというところでしょうか、それでは
見ていきましょう!
①揉む(揉捏法)
セラピストの指や手のひらで圧を加えながら輪状や線状に動かして揉みます。
②擦る(軽擦法)
セラピストの手を患者さんの身体に密着させさすります。
リハビリの中では最初や最後にすることが多いです。
③動かす
膝や足首などの関節を動かしながら筋肉を伸ばします。
④圧迫する
セラピストの手を患者さんの皮膚に密着させ圧を加えながらゆっくり押します。
⑤叩く(叩打法)
セラピストの手や指で患者さんの身体を叩きます。
⑥振動させる
患者さんに力を抜いてもらい手や足を持って振動させます。
大きく分類して6種類もあります。
患者さんを叩くのには少し抵抗がありますが、これもれっきとしたマッサージです!
また、傷があったり関節がゆるいとき、骨粗鬆症の方などにはマッサージする際には注意が必要です。状態が悪くなりそうな場合は行いません!
他にも道具を用いるものなど様々なものがあります。
マッサージだけで効果を出すことは難しいといわれますが、
他の療法と組み合わせ、適時効果を出せるようにしていきたいと思います。
記事担当:PT川原