こんにちは
熱い夏も終わりを迎え、徐々に秋の季節になってまいりました
皆様は秋といえば、どんなことを想像するでしょうか?
スポーツの秋・芸術の秋・行楽の秋などなど様々ですが、
私は一番に「食欲の秋」が思い浮かびました(^^)/
飲食店でおいしいものを食べるのも好きですが、自宅でゆっくり
ご飯を食べるのもいいですよね
今回、自宅でパンを作る機会があったのですが、調理は指先の細かさはもちろんの事
遂行機能などの頭の機能も必要とします。
ところで、遂行機能という言葉は聞いたことがありますか?聞き慣れない方もいらっしゃると思いますので簡単に説明させていただきます。
遂行機能とは、ある目標を達成するために自身で計画し、実行に移す という機能です
今回の場合だと、パンを作るという「目標」に対して
食材・道具は何が必要?個数は?何時から?等を「計画」→「実行」という流れです
私たちは当たり前のように、これらを脳が行い行動出来ていますが脳卒中や何らかの
脳への外傷が原因で「遂行機能障害」を呈する方もいらっしゃいます。
そのような方々が作業療法にて、日常生活や病前行っていた活動を通して遂行機能障害に対してのリハビリを行う事があります。
今回は冷凍の生地を使用しましたが、調理には5段階ほどの行程を必要としました
①解凍→②成形→③発酵→④具を入れる→⑤焼く→完成!(^^)!
↓行程の一部分を紹介します
②成形(丸める、切る、広げるなど)
生地が柔らかいので力加減の調節がしづらい。特に丸める作業で難易度が高いです
手の運動にもってこいです
④具を入れる
最近はまっている唐辛子ツナとマヨペッパーコーンにしました。
こぼれないよう丁寧に盛りつけ。均等に盛りつけることも遂行機能のリハビリに!
何気ない調理動作ですが、普段の生活でも遂行機能の訓練になっているのではないかと思います。またご家族やご友人と一緒におこなえば気分転換や楽しみの共有にもなるので
皆さんも何か料理を作ってみてはいかがでしょうか(^_^)
↑唐辛子ツナパン ↑追加でゴマ餡・抹茶餡のネジパン製作(焼く前)
無理にやりすぎないこととパンの食べ過ぎにご注意を!
記事担当:OT室