老若男女親しまれている“バナナ”
健康食や運動時の補助食品としても人気が高いです。
糖質が高い?と気にされる方もいますが
バナナの甘さは体に必要なブドウ糖、果糖、ショ糖など様々な糖類を含んでいます。
その中でも果糖が最も多く、血糖値を上げにくく緩やかに吸収する性質があります。
その為、運動前に食べれば持続的なエネルギー源。
運動後に食べればたんぱく質も豊富なため筋肉の補修や疲労回復に効果があるといわれています。
カロリーも低くダイエット食としても人気が高いです。
また、食物線維やビタミン、ミネラルがバランス良く含まれており
美肌効果・貧血予防・浮腫解消・代謝アップ・便秘予防など女性には嬉しい栄養素が入っています!
朝と夜どちらに食べるのがいいの?
朝はエネルギー補給源として。
夜は安眠効果として。睡眠ホルモンとよばれる「メラトニン」。その分泌を促す「セロトニン」を生み出すものが必須アミノ酸である「トリプトファン」が含まれているんです。トリプトファンだけの摂取では効果は低く炭水化物やビタミンB6も同時に摂取する事がポイントです。バナナには、その炭水化物やビタミンB6も含まれているんです!良質な睡眠はダイエットや免疫向上に効果があるといわれています。
栄養成分比較表
可食部100g あたりの含有量
|
単位 |
バナナ |
みかん |
りんご |
いちご |
(目安:1本) |
(目安:2個) |
(目安:1/2個) |
(目安:7個) |
||
エネルギー※1 |
kcal |
93 |
49 |
53 |
31 |
水分 |
g |
75.4 |
86.9 |
84.1 |
90.0 |
g |
1.1 |
0.7 |
0.1 |
0.9 |
|
脂質 |
g |
0.2 |
0.1 |
0.2 |
0.1 |
炭水化物 |
g |
22.5 |
12.0 |
15.5 |
8.5 |
灰分 |
g |
0.8 |
0.3 |
0.2 |
0.5 |
ナトリウム |
mg |
Tr(微量) |
1 |
Tr(微量) |
Tr(微量) |
mg |
360 |
150 |
120 |
170 |
|
カルシウム |
mg |
6 |
21 |
3 |
17 |
mg |
32 |
11 |
3 |
13 |
|
リン |
mg |
27 |
15 |
12 |
31 |
鉄 |
mg |
0.3 |
0.2 |
0.1 |
0.3 |
mg |
0.2 |
0.1 |
Tr(微量) |
0.2 |
|
銅 |
mg |
0.09 |
0.03 |
0.05 |
0.05 |
mg |
0.26 |
0.07 |
0.02 |
0.20 |
|
ビタミンA(レチノール活性当量) |
μg |
5 |
84 |
1 |
1 |
mg |
0.05 |
0.10 |
0.02 |
0.03 |
|
mg |
0.04 |
0.03 |
Tr(微量) |
0.02 |
|
mg |
0.7 |
0.3 |
0.1 |
0.4 |
|
ビタミンB6 |
mg |
0.38 |
0.06 |
0.04 |
0.04 |
ビタミンC |
mg |
16 |
32 |
4 |
62 |
ビタミンE(αトコフェロール) |
mg |
0.5 |
0.4 |
0.1 |
0.4 |
【日本食品標準成分表 2020年版(八訂)】より
近年では高めの血圧を低下させる機能『GABA(r-アミノ酪酸)』含んだ
機能性表示食品のバナナも売っています。リハ部長!オススメです(・×・)
沢渡も少し肌寒さが感じられ秋も近付いてきました。
朝晩の気温の変化や冬期になり感染症のリスクも高まる中、
免疫力を高める意味でも
1日1本バナナを食事に取り入れてみるのはいかがですか?
記事担当:OT髙柳