最近,よく聞く「ジェネレーションギャップ」という言葉。
世代間に生じる知識や関心、考え方などの違いであり、世代間の価値観の違いのことです。
中高年の患者さんと話しをさせていただくと知らなかった流行や道具などの話をすると新鮮でいつも聞き入ってしまいます。
当院にも古いモノがありました。
懐かしいと思う方もいれば知らないって方もいるのかなと思います。
当院の職員でも初めてみたという人もいるようです。
これはダイアル式電話機(これは黒ではないですが)で今の固定電話になる前はこの型が一般的な電話だったそうです。
この電話機は高次脳機能検査のBIT(行動性無視検査)で使用します。
指定された番号を押してもらう検査ですが,この電話機を見た患者さんは懐かしい~と話されます。
また,認知症の患者さんに馴染み深い場合などあり、触れたりしながら、昔の経験や思い出を話される方などもいらっしゃいます。回想法の1つとして使われたりします。
今は知っている方がいますが,今後,30年40年も経ったら知らない世代の方も増えてくるのかなと思いました。
新しいものも古いものも大切に使っていっていき、色々な世代の方と話ができるといいなと思いました!
記事担当:平成生まれの天田