群馬リハビリテーション病院(旧沢渡温泉病院)リハビリテーション部です

回復期リハ病棟156床。HAL、歩行アシスト、足首アシスト、IVES、REOGO-J、Walkaideなど、ロボットリハも稼働中。100名超のリハスタッフで365日途切れなく活動中。年200回を目標にブログ更新しています。

舌(ぜつ)の役割

舌(ぜつ)。 俗に言うところのベロです。

ST(言語聴覚士)が対象とする分野で、大変重要な役割を持つ
大切な器官です。

             

一つは食事での飲み込みに関する、嚥下(えんげ)分野で大切な働きをしています。


例えばゴハンを食べる際に、先ずは食べ物を口の中に入れ、

よく噛みます(咀嚼)。

 

更に噛んだ食べ物を、ゴクンと飲み込む場所である ノド(咽頭)に
運んで行きます。
 

その際、運び易く食べ物をまとめる(食塊形成)

食塊をノド(咽頭)まで運ぶ(送り込み)


これらに、舌の運動が大きく貢献しています。
また、飲み込む際の力を高める事(嚥下圧)にも重要な役割を担います。

 

嚥下(えんげ)分野以外では、

コミュニケーションにおいても重要な働きをします。
ことばを話す際、ハッキリした発音で言葉を話すために、舌が重要な働きをします。

 

舌の運動機能が低下して動かし難い状態になると、
言葉がハッキリしているかどうか(発話明瞭度)、が低下してしまいます。

いわゆる呂律(ろれつ)が回らない状態です。

口の中で、舌がよく動かせる事(呂律が回る状態)は

話す際にとても大切です。
また、ことばを話す際、舌の位置が子音(しいん)の違いを作る事にも
役立っています。

以上のように、
私たちの日常生活で、舌はとても重要な器官です。
ぜひ大切にしてください。

 

                              記事担当:ST吉田