群馬リハビリテーション病院(旧沢渡温泉病院)リハビリテーション部です

回復期リハ病棟156床。ロボットリハ稼働中。100名超のリハスタッフで365日リハビリ邁進中。一緒にリハビリがんばりましょう。

からだを温める

 バスタブに15分つかると、翌日の疲労度が軽減する。

 

 こんな研究を以前、ご紹介しましたが、その中で、最近の女子大生はシャワーで済ませる人が全体の3/4を占めていると書かれていました。

 

gunmarehab.hatenablog.com

 そこで、先日、群大生に毎日浴槽につかっていますか?と質問しました。

 

 すると、半数以上の(9名中8名が女性)手が挙がりました。

 

 一人暮らしが多い女子大生。バスタブにお湯をためるともったいないという発想からか、10年前くらいまでは、シャワーで済ませるという入浴方法が多かったように思います。実際、4年前に紹介した論文もそうでした。

 

 しかし、昨今の美容に意識高い系の大学生は、半身浴も含め、バスタブにお湯を張る機会が増えてきているのかもしれません。

 

        


 少し、低めの湯温で15分程度浸かり、体の中の体温(深部体温)を上げてから、ゆっくり休みましょう。

 

             

 

 こうすることで疲労度は減少しますし、発汗も促せることで、来たるべき夏に備える体ができるのではないでしょうか。軽い運動と似たような効果があるという結果もでているようですし、バスタブ浴や温泉浴をしない理由がみつけられないですね。

 

                            記事担当:部長さかもと