群馬リハビリテーション病院(旧沢渡温泉病院)リハビリテーション部です

回復期リハ病棟156床。HAL、歩行アシスト、足首アシスト、IVES、REOGO-J、Walkaideなど、ロボットリハも稼働中。100名超のリハスタッフで365日途切れなく活動中。年200回を目標にブログ更新しています。

リハビリは買い物で

 スーパーで買い物をしながら体の機能の回復・維持に繋げる「ショッピングリハビリ」についての新聞記事がありました。

 

 ショッピングリハビリは、デイサービス利用者で介護保険の要支援1・2の方が対象。デイサービスでレクリエーション後にスーパーに移動し、夕食の材料などの買い物をしてもらう。

 

メリット

・スーパー内を歩くことで足腰の訓練になる

・何を食べようかなど考えることで認知機能への効果も期待できる

・店員などの様々な人との会話も刺激になり、社会から孤立しているのではなく参加しているという充実感も得られる

・買い物が困難な人への支援、地域経済への貢献

・前日の献立を書き出す、買い物後に購入金額を書き出すことで書字の継続、また周囲が栄養を取れているか確認できる

 

 大学と実施した調査でも運動能力や認知機能の向上効果が認められた、とのことでした。

                                   

最後にこのアイデアを事業化した方の説明に

「リハビリは社会生活を続けてもらうためにある。それなら病院や施設でなく、日常生活の中で行うことで、意味のあるものになるのでは」

とありました。これは病院でリハビリに関わる人間として忘れてはならないことだと思いました。回復期は最長でも6ヶ月、しかし退院後自宅での生活は年単位にも及ぶこともあります。病院でリハビリし改善が見られ自宅に帰れることはとても喜ばしいことですが、その先を見据えた関わりも大切だと感じました。

 

                              記事担当:ST日野