こんにちは!
今年度よりブログ担当させていただきます、PTの池田実句です。
わかりやすい文章が作成できるように頑張りますので、よろしくお願いいたします!
私の地元は草津町という温泉で有名な観光地です。
さらに就職先も沢渡温泉ということで温泉にかこまれた人生を送っている私ですが、最近ふと思いました。
そもそも温泉って何?
「地下から湧いているいろいろな成分の入ったお湯?…」
そこで調べてみました!
環境省による温泉の定義を要約すると
地中からゆう出する温水、鉱水及び水蒸気その他のガス(炭化水素を主成分とする天然ガスを除く。)のうち以下の①、②のどちらかを有するもの。
- 摂氏25℃以上。
- 指定された物質、19項目のうち1つ以上が既定の含有量以上含まれていること。
つまり地中から湧いている水が25℃以上あれば温泉となり、25℃未満でも指定の物質が含まれていれば温泉となるようです。
なるほど!
ちなみに、指定の物質とは遊離炭酸(CO2)や水素イオン(H+)、総硫黄(S)などなど…
さらに温泉(水蒸気その他のガスを除く。)のうち、特に療養に役立つ泉質をもつ温泉を療養泉と呼び、泉質によって適応する症状も異なるそうです。
沢渡温泉の場合は、泉質はカルシウム・ナトリウム一硫酸塩・塩化物温泉に分類され、切り傷や冷え性などの症状に適応するとされています。
ここ群馬リハビリテーション病院でも温泉に沢渡温泉のお湯を使用しています。
安全に利用できると主治医の許可が出れば、利用することができます。
入院されている患者さまから
「せっかくここに来たのだから、温泉に入る許可がもらえるようにリハビリ頑張らないと。」
「やっぱり温泉は体が温まって気持ちが良いよ。」
などといった声も聞かれ、リハビリへのやる気にもつながっているようです。
温泉のある病院も珍しいので、群リハに入院した際には温泉の利用も退院までの目標の1つにするのもいいかなと思います。
記事担当:PT 池田実句