群馬リハビリテーション病院(旧沢渡温泉病院)リハビリテーション部です

回復期リハ病棟156床。ロボットリハ稼働中。100名超のリハスタッフで365日リハビリ邁進中。一緒にリハビリがんばりましょう。

2040年

 医療界では2025年問題は良く言われてきましたが、さらに2040問題というのもあります。

 

 

人口1.1億人

85歳以上の人口が高齢者の3割

就職氷河期世代の定年

高齢世帯中単独世帯が4割超え

東京圏への人口一極化

東京は出生率最低の地域

ますます子供が減る

2040年、消滅可能性自治体が896

「生涯現役社会」

「年金兼業型労働」(堺屋太一

空き家率が高いのに、高齢世帯や母子家庭に貸してくれる人が少ない

 

 地域で繋がる0次予防

 社会参加を促進する1次予防

 虚弱になりそうな人を早く見つけ介入する2次予防

 ハイリスク者や病気になった人に3次予防

 

 このようなことを知った上で、リハビリ関連職として、これからわれわれはどのように振る舞って行くのかが問われることになると思います。

 

 簡単には解決できない問題ばかりです。根本的に解決することが難しい問題だからこそ、じっくりと考えて皆で取り組んでいきたいと思います。

 

 これは、リハ部の講話で流した資料です。堺屋さんのいう、「生涯現役」か「年金兼業型労働」は視野に入れていく必要があろうかと思います。

 

 まずは回復期、しっかりやりたいと思います。

 

                記事担当:部長さかもと