先日、リハビリにて患者さんの調理練習を行いました。
メニューはカレーに決め、野菜(にんじん・タマネギ・ジャガイモ)を使用し、包丁操作の評価を含め実施しました。
患者さんは肘関節の可動域に制限があり、包丁が使えるか心配していました。
いざ包丁を握ると力は入りにくいと訴えはありましたが、しっかりと野菜を切る・ジャガイモの皮を包丁で剥く動作が行え、「前より時間かかるけど包丁使えたぁ~」と笑顔になり喜んでくださいました。
調理練習で使用する野菜はニンジン・タマネギ・ジャガイモと1つずつ使用予定でしたが、患者さんから「家では娘はジャガイモが好きだからたくさん入れているんです」と発言があり、練習のためにジャガイモを1つから2つに変更し実施しました。ただでさえ、包丁での皮むきは大変な中、1つ増やし練習したいという姿に復帰に向けての熱意を感じました。最後には「自宅ではルーの他にソースとコンソメも入れるんです」と隠し味も教えてくださいました。
記事担当:OT町田陽太