寒さも徐々に感じられるようになり、秋も深まってきたように感じます。紅葉も進んできて綺麗な景色が目に入るのではないでしょうか。
秋と言えば何を思い浮かべますか。「食欲の秋」「読書の秋」「スポーツの秋」「芸術の秋」など、様々な物を思い浮かべますね。なぜ「~の秋」という言葉ができたかご存じでしょうか。
【食欲の秋】
・多くの食材が旬を迎える秋はいつもより食欲が増す、という考えから「食欲の秋」と呼ばれるようになったんだそうです。
・日照時間が短くなると、心身の安定につながる脳内の「セロトニン」の分泌が減り、それを補うためにたくさん食べたくなるそうです。
【読書の秋】
・唐の時代、韓愈(かんゆ)という詩人が詠んだ「灯火親しむべし(燈火稍可親)」という詩がもとになっていると言われています。夜が長く涼しい秋は、静かに読書するにはぴったりの季節ということです。
【スポーツの秋】
・1964年に行われた「東京オリンピック」がきっかけとされています。当時の東京オリンピック開会式は、1964年10月10日に行われました。これを記念して1966年に10月10日が「体育の日」と定められました。
・秋の気候がスポーツをするのに向いていたという事も言われています。
「~の秋」という言葉の由来には色々な意味があるようです。また、これらにはストレス解消をできる効果もあるようです。
【食事】
おいしい物を、バランス良く、楽しく、リラックスして食べたり、家族団らんする事でストレス解消に繋がるようです。逆に偏食、欠食、暴飲暴食、ながら食いはストレスを強めてしまうようなので注意が必要です。
【読書】
集中する事で、ストレスレベルを低下できるようです。加齢による認知力の低下を防ぐことにもつながる。脳のつながりが強化され、記憶力や集中力が向上する。長生きにもつながるという。
【スポーツ】
有酸素運動の中でも、特に一定のリズムで動く運動が望ましく、ウォーキングやジョギング、サイクリングなどが、ストレスの解消に向いています。呼吸法を用いるヨガやピラティスも、セロトニンの分泌を高める運動です。
現在、世の中はコロナ禍であり、感染状況は終息してきているとはいえ、まだまだ油断はできない状態と言われています。家にいる時間が増え、行動も制限され、ストレスを感じる事も多くなっていると思います。
そこで、秋らしい物を使った物を楽しく食べたり、普段は読書をしない人でも本屋に行き、読書を始めてみたり、紅葉を見ながら有酸素運動をしてみたりするのはいかがでしょうか。
記事担当:OT藤田