牛になるよというのが、古のことわざですが、
今日は筋蛋白の合成速度のお話をしたいと思います。
食べてすぐに仰向けで寝てしまうと、胃の中身が胃を通過しにくくなり、
小腸に流れにくくなるそうです。
これは胃の形状と、傾いている方向によるもののようですが、
座っていたグループより、寝ていたグループの方が、内容物が胃を通過する時間が長く、結果、血中アミノ酸濃度が低く推移することが指摘されています。
血中アミノ酸濃度が低いということは、筋タンパク合成が弱まるということであり、筋肉がつきにくくなると言えます。
食べてすぐ寝るのは、物理的にも筋肉がつきにくい体になりやすいようですね。
記事担当:PTさかもと