~横Pのそうだ、プールに行こう~
8月も半ばを越え、燃え盛る夏の日差しもようやく和らいできた日々の中、皆様いかがお過ごしでしょうか。
今夏は東京オリンピックが開催されましたが、一年遅れで開催されたにもかかわらず、選手達は素晴らしいパフォーマンスを発揮し、数々の名場面が生み出されていきました。皆様はどの種目が一番面白かったでしょうか?
個人的にはフォルム的な面でいろんな人から嘘でしょ?と突っ込まれることが多いですが、学生時代は水球部だったため、リーグ敗退にはなりましたが、37年ぶりに他国に勝利した男子水球が結構感動しました。一時期ドラマ等で人気出ましたが、ドマイナーな種目なのでこの勢いで何とか知名度を上げていってもらいたいものです。
閑話休題。今回は夏。ということで皆様はプールで運動した際、陸と比べてなんか全身が疲れたな?と思うような経験はありませんでしょうか?
実は水中において、水の分子間の抵抗である粘性抵抗や渦抵抗が動く際に働いており、陸地と比べて常に抵抗を受けているのです。
加えて水中では浮力が働くため(鎖骨付近までで全体の70%!)、腰や膝といった重力の影響を受けやすい部分の負担を軽減しつつ運動出来たり、水温や水圧によって基礎代謝量を上げられたりと、わりといいこと尽くしだったりします。
最近では老人介護施設やデイサービスといった所にもプールを導入し、高齢者のフレイル、サルコペニア対策にも使われています。当院にもプールは導入されており、専門のスタッフの指導の下、水中運動のプログラムも行っています。当院ご利用の際は是非水中運動も検討してみてください!
記事担当:昔は腹筋割れてたPT横田