皆さんはコロナ禍以降、ニュース等で「SpO2○○%」や「パルスオキシメーター」といった言葉を耳にしたことはありませんか?
もしくは、この様な機械を見たことはありませんか?
この機械は「パルスオキシメーター」と言い、皮膚を通して動脈血酸素飽和度(SpO2)と脈拍数を測定するための装置です。
一般的にSpO2は96~99%が標準値とされ、90%以下の場合は十分な酸素を全身に送れない状態になっている可能性があります。そのため状態に応じて、酸素投与や人工呼吸器を使用します。
私たちもリハビリの中で、バイタルサインの確認のため使用することがあります。
新型コロナウイルスの重症度分類では、SpO2の数値と臨床状態を含め判断しています。そのためコロナ禍以降、マスメディアを通して「SpO2」や「パルスオキシメーター」等の言葉を聞くことが増えたという事です。
ちなみに、パルスオキシメーターは1974年に日本で発明されたようです!その後、何年もの試行錯誤を得て、現在のサイズや機能に至ったようです。
記事担当:PT新井
追伸、パルスオキシメーターは便利な機械ですが、コロナウイルス感染拡大によって品薄の状態が続いているようです。修理はできないし、新規購入はできないしということで、あるモノを大事に使っていきたいと思います。
さかもと