コロナ禍で、患者さんの動向に影響が出ているのかを調査するため、3年間同じ時期の入院患者数を比較してみました。
結果ですが、良くわかりませんでした。
無責任かもしれませんが・・・
2020年はコロナ禍のStay homeで、入院患者さんも少し減少しました。特に骨折は外に出なければ一次的には少し減ります。しかし今年は少し伸びている事から、やはりStay homeによるフレイルの影響によって、受傷する方も少し増えているのかもしれません。
また、脳卒中も昨年は減少しましたが、今年は一昨年以上に入院していただいています。最近の特徴は、男性が多く、復職や自動車運転再開目的の方が増えています。
このグラフを見ると、明らかに当院では脳卒中患者さんが多い事がわかると思います。
さらに、肺炎や、開腹術後の廃用症候群は減ってきています。
廃用はコロナ禍で増えていても不思議ではないと思いますが、廃用を通り越して、病気や骨折に至っているのかもしれません。
記事担当:部長さかもと