いよいよ日本でもコロナワクチンの接種が始まりましたが、
強制ではないため当院でも接種を希望するか、しないかの
確認を終えました。
「ワクチン接種どうする?」と聞かれた時、
正直なところ知識がなくて、すごく迷いました。
そこで今回は、あくまで一個人の意見として
ブログにまとめてみようと思います!
(厚労省HPを参照しています)
- そもそもワクチンって?
病原体やそれに近いものを接種することで、
その病原体に対する免疫を作る事が出来ます。
免疫ができることで、その感染症にかかりにくくなったり、
かかっても症状が軽くなったりするようになります。
- どのくらいの効果?
現在あるワクチンとしてファイザー社(米)、モデルナ社(米)、
アストラゼネカ社(英)のいずれも90%以上の有効率があるそうです。
(ワクチン無し1万人のグループで100人が発症した場合、
ワクチン有り1万人のグループでは発症者を10人以下に
抑えられるということです。)
毎年接種するインフルエンザワクチンワクチンの有効率は
20~60%と報告されていることを考えると
コロナワクチンの有効率は非常に高いですね。
- ワクチンの副反応?
効果があるのは分かっても、やっぱり気になるのはこれですね。
一般的にワクチン接種後は、
接種部位の腫れ・痛み、発熱、頭痛などの
副反応が起こることがあります。
インフルエンザワクチンの場合でも同じ様な事がありますよね!
コロナワクチンの場合、海外の報告によると
接種部位の痛み、頭痛、倦怠感、筋肉痛などが報告されているようです。
ファイザー社のワクチンを接種した189万人の中の21人が
アナフィラキシーを起こしたと報告しています。
21例中、17人にはアレルギーの既往があり、さらにそのうち7人は
アナフィラキシーを過去に経験していたそうです。
絶対とは言えないものの、もともとのアレルギーが無い場合は
アナフィラキシーはそこまで心配しなくても良いのかもしれませんね。
また、すでにイギリス、アメリカなどでは接種が行われていますが、
ワクチン接種と明らかな因果関係のある死亡者はいないようです。
- 自分の意見
今回あらためて調べることで、ワクチンの有効性は高いこと、
思ったよりも重篤な副反応のリスクが低い事を感じました。
その反面、ワクチンの効果持続期間や再接種については
接種が始まったばかりということもあり
不透明な部分があることも感じました。
接種は強制ではなく、あくまで個人の選択になりますが
調べてみて、考えてみた結果、
僕は接種してみようかと思っています。
今回は一個人の意見でしたが
同じように悩んだ方がいれば、
自分の身体の状態や
ワクチンの「効果」「リスク」を検討した上で
決めるのも良いかもしれませんね。
記事担当:PT小竹