「新しい生活様式」や「ステイホーム」が提唱されている中で、作業療法士として自宅での生活、活動や参加に対しての考え方の見直しが必要となっております。
現にこの数ヶ月で要支援の認定を受けている人が急増しているという話も出ています。
通いの場の減少あるいは縮小開催、イベントの相次ぐ中止などにより、人との交流が減少し外出機会が減り活動量が低下する等厳しい環境下におかれていることは確かです。
そこで私達リハビリ職に求められるのは新しい生活様式をいかに健康に乗り切れるかではないかと思います。各自治体や福祉関係者の中では既に取り組みを始めている話しも耳にします。今求められるのは対応力かもしれません。
自分がコロナ禍で新しく始めたことがあります。庭の片隅で『家庭菜園』をしています。少し前ですが立派なキュウリが取れたので、味噌を付けていただきました。
道具を使用や中腰での作業による腕足腰の筋力強化、土の上を歩く事でのバランス能力の向上、日光に当たることでのストレス解消、何より収穫出来たことの達成感や取れた野菜を配る等の他者との繋がり、食べる楽しみがある事が自分の中で一番の楽しみとなっています。
自分達の食を支えることも大切ですし、健康で過ごすために今この状況で出来る事を考えまた発信していくことも大切かと思います。
お財布事情にもちょっぴりやさしい家庭菜園、これを機に始めてみてはいかがでしょうか?
記事担当:OT山口