群馬リハビリテーション病院(旧沢渡温泉病院)リハビリテーション部です

回復期リハ病棟156床。HAL、歩行アシスト、足首アシスト、IVES、REOGO-J、Walkaideなど、ロボットリハも稼働中。100名超のリハスタッフで365日途切れなく活動中。年200回を目標にブログ更新しています。

大きな声を出すために

 私たち言語聴覚士は、病気の影響で声がかすれて小さくなり、聞き取りづらくなってしまった方のリハビリも行います。

 

 声がかすれてしまう原因のひとつとして、声帯がうまく閉じないということがあります。

 

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 声帯はこのように、発声時にはぴったりと閉じることで声が出ます。

 ですが、病気により声帯の筋肉・神経がうまく働かなくなると、発声時に声帯の間にすき間ができてしまいます。その結果、声がかすれて小さくなってしまいます。

 

 もう一度、大きな声を出すためにはどうしたらよいのでしょうか?

 声帯も筋肉なので、毎日トレーニングを続けることで、少しずつすき間が閉じるようになり、声が出るようになった方もいらっしゃいます。

 

 具体的には、机などを押して力を入れながら、「アー」と声を出すトレーニング、声の高さを変えながら発声するトレーニングなどがあります。

 

 また、ユニークなものとしては、こちらの「タピオカストロー」と使った訓練も行っています。

 

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 ストローをくわえながら、「ウー」と声を出したり、水をブクブクと泡立てたりすると、声帯がブルブルとふるえます。(のどに手を当てると分かります)その結果、声帯の筋肉に負荷がかかり、声のトレーニングにつながります。

 

                          記事担当:ST登丸