群馬リハビリテーション病院 リハビリテーション部です

回復期リハ病棟156床。通常のリハビリに加え、早朝リハビリも施行。さらにHAL、歩行アシスト、足首アシスト、IVES、REOGO-J、Walkaideなどを中心とするロボットリハも駆使し、多くのリハスタッフで患者さんを担当させていただいております。

運動ではない日常生活で発生する熱量

 「ニート」とは、「運動ではない日常生活で発生する熱量(Nonexercise Activity Themogenesis)」のことです。

 運動ではないが、家事やオフィスワーク、立ったり座ったりといった動作など、無意識の活動で消費する熱量を指します。

 

 実は運動以外にもエネルギー消費に大きく貢献する「ニート」が、注目されています。

 日本でニートといえば、仕事をしていない「若者無業者」を連想しますが、今回紹介するニート(NEAT)はまったく別物です。

 1日の消費エネルギーは、大きく基礎代謝(約60~70%)、NEAT(25%)、食事(10%)、運動(5%)に分けられますが、基礎代謝に次いでNEATはエネルギー消費が高い。

 

 サイエンス誌に「太っている人はやせている人に比べて、1日に164分間座っている時間が長い」という研究が発表されましたが、

 これは歩行に換算すると2時間程度の普通歩行、早歩きで70分の運動量となり、1週間で2,450キロカロリー

 フルマラソンに匹敵する消費エネルギーとなります。

NEATを増やす工夫

  • 背すじを延ばす
  • ペットと散歩する
  • 腕を上げる
  • 大股を意識して歩く
  • 朝、新聞・郵便物取りなど、何でも自分で動く
  • 通勤で、バスや電車の一駅分を歩く
  • 駅や歩道橋など階段を使う
  • 職場でも3階くらいならエレベーターは使わない
  • 休日は家のそうじや車のそうじをする
  • 職場でパソコンを使用する場合は、立位で行う
  • 立ってテレビを見る


運動嫌いな人ほど、「座る時間を少なくする」ことが大事です。

 

チャレンジ!脂肪を溜めない生活7 ~日常エクササイズ編~|dヘルスケア

 座っているより立って活動する時間を延ばすだけで、エネルギー消費量は飛躍的に伸びます。

 立って活動を心がけたいですね。

                        記事担当:部長さかもと