日々の活動量を一週間調べ、その後10年間死亡率を追跡調査した、アメリカの研究です。
歩数による死亡率を、グラフにしてみました。40歳以上の方を対象としています。
一日平均4000歩未満の活動に止まっていると、心血管やがんによる死亡率が高く、一日8000歩を超えているとかなり低くなることがわかりました。
この死亡率は1000人あたりで調整していますが、こんなに顕著に出るものなんですね。
グラフの最大値を100%とすると、本来の縮尺は下のグラフのようになります(4/3追加)。
それでも4000歩未満は目立ちますね。
本ブログでも以前から4000歩を基準に、廃用症候群が起きないようにしましょうとお話しさせていただいていますが、4000歩は最低クリアすべき基準で、一日8000歩以上歩くようにした方が良さそうです。
コロナウイルスをもらわないために外出を自粛している時期ではありますが、8000歩程度の活動は毎日コンスタントに行った方が良いと言えるでしょう。
記事:部長さかもと
引用文献:JAMA
:Association of Daily Step Count and Step Intensity With Mortality Among US Adults