群馬リハビリテーション病院 リハビリテーション部です

回復期リハ病棟156床。通常のリハビリに加え、早朝リハビリも施行。さらにHAL、歩行アシスト、足首アシスト、IVES、REOGO-J、Walkaideなどを中心とするロボットリハも駆使し、多くのリハスタッフで患者さんを担当させていただいております。

人工股関節全置換術後の靴下のはき方

 50年程前に始まった人工股関節置換術。

 

 以前は、「脱臼の可能性が高いので、こういう動作はしてはいけません」というような注意事項が多かったように思いますが、最近はあまり口酸っぱく指導をされることはなくなりました。

 

 これには術式が変化したり、人工関節がハイクオリティーになったりと多くの要因があるようですが、手術して回復期リハ病棟でのリハビリ期間くらいまでは、脱臼に注意したほうが良いでしょう。

 

 いくつか例を示します

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まずこれはしゃがみ位

股関節が深く曲がり過ぎます

従って×

 

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これは、割り座。踵が外側に向く動きをすると、過度に回旋されすぎます

従ってこれも×

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上と同様の理由で、踵をあまり外側に向けない方が良いでしょう

従ってこれも×

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踵は上の絵のように内側に向けて靴下や靴を履くようにしましょう

これは○

 

股関節が硬くて、曲がりにくい場合は、下の自助具を利用しても良いでしょう

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いくつか例を示しました

 

最近は姿勢の指導は少なくなったようですが、このような動作をしても良いかは、主治医に確認しておかれた方が良いでしょう

 

                          記事:PTさかもと