介護予防は、高齢者が要介護状態等となることの予防又は要介護状態等の軽減若しくは悪化の防止を目的として行うものであるとされています。
当院では広域支援センター業務の一環として、同じ町内にある六合地区で介護予防事業を展開しております。
当院から理学療法士・作業療法士・健康運動指導士が六合地区に赴き運動指導やレクリエーションなどを行い転倒予防に務めています。
私はここ5年程レクリエーションの企画を担当させてもらっており、「楽しく運動して身体と心を鍛える」ことを念頭に置きレクリエーションを提供しています。
その中で特に盛り上がりを見せた活動をいくつかご紹介させていただきたいと思います。
1 藍染め
1時間で完成できるように調整したことで介護予防教室の定番行事となりました。1時間の立ち作業で気付いたら程よい疲れと、作品の満足感が高い活動となっております。
2 空き缶バランス
崩れるか崩れないかハラハラドキドキする事で参加される皆様大盛り上がりの活動でした。缶を集めるのが大変ですが、職員協力のもと多くの缶を集めることが出来ました。
3 新聞紙飛ばし
みんなで力を合わせてうちわを仰ぎ棒から新聞紙を飛ばすだけなのですが、簡単に準備ができ凄くウケが良い活動でした。
4 ラグビー
最近話題のラグビーを取り入れて見たところ予想以上の反響があり、ボールの蹴り方を聞いてくる人もいたそうです。
話題性のある活動は参加者のモチベーションも高く盛り上がりも高いように感じます。
他にも様々な活動を行っており、転倒予防を中心とした教室ですがレクリエーションを行う事でストレスの発散等の精神的な安定も図れていると思われます。
色んな方のご意見を参考にこれからもレクで介護予防を盛り上げて行きたいと思います。
記事担当:OT山口