「言語聴覚士」とは、厚生労働大臣の免許を受けて、言語聴覚士の名称を用いて、音声機能、言語機能又は聴覚に障害のある者についてその機能の維持向上を図るため、言語訓練その他の訓練、これに必要な検査及び助言、指導その他の援助を行うことを業とする者をいう。
との記載があります。病気や加齢、生まれつきの障害などによって、コミュニケーションや食べることなどがうまくできない方に対し、必要な指導、アドバイス、訓練を行う専門職です。
言語聴覚士は1997年に国家資格となりました。 2018年現在、有資格者数は約31000人おり、毎年1500人程度が新たに言語聴覚士となっています。理学療法士、作業療法士からみるとまだまだ人数は少なく、知らない方も多いと思います。当院では現在15名の言語聴覚士がおります。一人でも多くの方にコミュニケーションや食べることの楽しみを維持して頂けるように日々努力していきたいと思っております。
記事:ST青木