群馬リハビリテーション病院(旧沢渡温泉病院)リハビリテーション部です

回復期リハ病棟156床。ロボットリハ稼働中。100名超のリハスタッフで365日リハビリ邁進中。一緒にリハビリがんばりましょう。

#練習用

今年も感染対策の時期となりました。

患者さんのインフルエンザ発症が数例みられたため、外来リハビリを中止し、面会制限を行っています。 ご不便をお掛け致しますがご協力お願い致します。 来週月曜まで面会制限、外来リハを中止し、完全フロア完結型のリハビリを施行しています。 医療体育が個…

インフルエンザ警報が出ています

群馬県のホームページからです。 http://www.pref.gunma.jp/contents/000360406.gif http://www.pref.gunma.jp/contents/000360408.gif 2月7日までの一週間のインフルエンザ報告数が、急増しました。 その後の一週間も増加傾向に歯止めはかかりません。 イン…

免荷式歩行装置

免荷式歩行装置POPOを導入しました。 導入目的はたくさん考えられますが、主に3つあります。 ①脊髄不全損傷患者に対する歩行訓練の実施 エビデンス(根拠)はたくさんの論文があります。 ②転倒リスクのある患者さんに対しての転倒予防措置 ハーネスをつけて…

Reo Go - J

レオゴーはイスラエルで開発された、上肢訓練支援ロボットであり、一本の杖状のロボットアームをディスプレイの指示に従い、患側上肢で動かすものです。 多様な訓練パターンと訓練モードが選択できるリハビリ機器です。 当院で試用中のものは、帝人ファーマ…

脳損傷後のリハビリテーションによる神経回路再編成

生理学研究所と名古屋市立大学の研究チームが、脳卒中による麻痺をリハビリで改善するメカニズムを動物実験で明らかにしました。 傷ついた神経に代わり別の神経が新たな経路を作っていたことがわかり、研究成果は1月13日付の米科学誌に掲載されました。 脳…

明けましておめでとうございます。

明けましておめでとうございます。 今年も患者さんにとって意味のあることを創り出せるよう努力していきたいと思います。本年もどうぞよろしくお願いします。 さて、年末に引き続き、 読売新聞群馬版、教えてDr.リハビリ第二回(12月13日版)をご紹介…

群馬県作業療法学会

12月6日に群馬大学において作業療法学会が行われました。 今年のテーマは 『専門性発揮の土台を育む』 Build trust and demonstrate your expertise と、近年懸念されている作業療法の専門性について、学会長をはじめ、貴重なお話を聞くことができました。 …

26年度脳卒中地域連携パス結果(その2:中等症例)

前日の軽症例に続き、連携病院入院時FIM(Functional Independence Measure)が、41~80点の患者さんの自宅復帰率についてご紹介します。 前橋日赤の脳卒中地域連携パス対象の患者さんでは、自宅復帰率67%とでました。 先日と同様に、当院の中等症コー…

ジェントルスティムのデモを行っていただきました

嚥下障害に対する先進的リハビリ機器、ジェントルスティムのデモを行っていただきました。 干渉波電気刺激による、嚥下障害改善のための機器です。 vitalstimでは、低周波刺激が強く、頚部の筋力トレーニングを行うような電気刺激になっていましたが、この機…

26年度脳卒中地域連携パス結果(軽症例)

先日、前橋日赤の脳卒中地域連携パスの会議がありました。 その中で、自宅復帰率にふれていましたので、ご紹介します。 まずは軽症例。 連携病院入院時FIM81点以上の方ですが、 これは前橋赤十字病院を地域連携パスで退院された方全体で、89%の自宅復帰…

バースデーボックス

中之条町から新生児誕生に伴い、バースデーボックスが送られてきます。 軽い気持ちで”職場に届けてください”と伝えたようですが、 届いたモノを見て、その大きさにかなり驚いていました。 おめでとうございます。 新米パパからのコメントをいただきました!…

股関節全置換術後の腸腰筋と足底屈筋の関係

人工股関節全置換術(THA)術後、回復しにくい筋肉は、腸腰筋と内転筋という報告があります。 歩行時、腸腰筋は脚の振り出しに足関節底屈筋と共同して働き、腸腰筋と足関節底屈筋は二律背反の関係にあるといわれます。 健常者でも歩行時に足首から下での蹴り…

感染対策研修会

感染対策の研修会を実施しました。 今回は嘔吐物の処理方法を実技を交えて行います。 嘔吐物は広く遠くに飛散し易い傾向があり、高さ1M~の落下で、半径1.6~2.3Mまで飛散したとの報告もあります。 今回はおかゆを嘔吐物に見立てて行いましたが、ブラックラ…

深谷赤十字病院 地域連携パス会議 その3

パス会議での報告は最後です。 歩行アシストの使用結果について、歩行補助具の変更や、歩行速度の増加について、動画でご紹介させていただきました。 また、HAL使用前後で立ち上がりがスムースにできるようになった症例について、動画でご紹介しました。 ま…

回復期リハビリ病棟選び

今年になってからだったと思いますが、 回復期リハ病棟協会で行った実態調査の結果を公開しています。 今年も同様の調査を行っていますので、今年度分に更新されると思います。 是非参考にしていただきたいと思います。 回復期リハ病棟協会に所属する病院の…

見学のお礼状が届きました

先日、BNH HOSPITALというバンコクの病院から、見学者8名をお受けしました。 最近当院にも海外からの見学者が増えていますが、 通訳がいらっしゃるものの、拙い英語力では対応が大変です。 しかし、以下のようなお礼状をいただきましたのでご紹介します。 こ…

やる気とリハビリ

生理学研究所の報告です。 脊髄損傷後のサルの運動機能回復の早期において、やる気や頑張りを司る、脳の「側坐核」が、運動機能を司る「大脳皮質運動野」の活動を活性化し、運動機能の回復を支えることを脳科学的に明らかにしたと発表しました。 同成果は、…

セラピスト交流会 開催日時決定

吾妻郡内のリハビリテーションセラピスト向けの交流会日時が決まりました。 11月26日(木)19:15~ 群馬リハビリテーション病院 1F会議室で行います。 ご要望があれば、施設見学会も行いますので、理学療法室鈴木宛、メールで申し込みをお願いします。…

歩行アシストデモしてきました

急性期病院に歩行アシストのデモを行ってきました 大変多くの方に関心を持っていただき、20名近くの参加をいただきました 近くの医療機関で、同じ物品を使うことで、意見交換もできますし、 お互いにかなり心強いと思いますので、是非ご検討ください。 その…

群馬県理学療法士会終わりました

群馬県理学療法士会が終わりました。 シンポジストとして1人、 また、演題発表者として5人、 参加しましたが、 シンポジウムには100名を超える参加をいただきました。 なかなかうまく自分の思っていることを伝えることができない・・・ とふがいなさも感…

腰痛対策

機器等を利用した移乗介助が行える場合は、 その機器を利用いただくのが良いと思いますが、 介護や看護、リハビリの場面では、 そうもいっていられない場合が多いと思います。 そんな時はこの姿勢を大切にしていただきたいと思います。 理学療法士協会が言う…

嚥下障害

脳梗塞や脳出血の後遺症で嚥下障害になったらどうしたら良いでしょう? 胃ろうを造設すべきでしょうか、それとも経鼻経管栄養を選択すべきでしょうか? 嚥下障害には、 全く食べられなくなるケース 食べることはできますが、食形態を工夫しなければならない…

看護とリハの懇親会

先日、当院の看護部長、師長とリハ部長、PT,OT室長、ST主任で懇親会を行いました。 前橋で行いましたが、時間を忘れて25時頃まで語ってしまいました。 リハ部は若手が多いですが、 同じコメディカルスタッフとして、コミュニケーション良く働くことが…

脳血管障害における装具療法

上記のタイトルで、pacific supply濵本さんから、gait splutionを中心に講義していただきました。 脳卒中ガイドライン2015でも、”脳卒中片麻痺で内反尖足がある患者に、歩行の改善のために短下肢装具を用いることが勧められる(グレードB)”とあり、 麻…

walkaide効果は

WAの4日間の変化ということで、以前にお知らせしましたが、 静止画ではわかりにくいというご指摘をいただきました。 https://www.facebook.com/rehabilitation.gunmarehabilitation/videos/458569517683017/ 左がwalkaide使用前、右が使用後です。 足関節…

群馬県理学療法士会フットサル大会に参加しました

県理学療法士会、フットサル大会に参加しました。 約150人の理学療法士で、15病院、施設が参加した盛大なフットサル大会でした。 当院も理学療法士と作業療法士で参加してきました。(当院OBの理学療法士もいます 結果は2位!ということで、楽しかったです…

理学療法士・作業療法士・言語聴覚士採用試験のお知らせ

理学療法士・作業療法士・言語聴覚士合同採用試験 採用試験:平成27年10月30日または11月2日 *応募者多数の際は2回に振り分けての実施となります。 業種 : 回復期リハ病棟、療養型病床、老人保健施設、通所リハ 対象 : PT、OT、ST 国家資…

脳卒中患者へのHONDA歩行アシストの意義(2)

前回の続きです。 装具使用者に歩行アシストはどのような効果を持つのでしょうか?。 介入10回中の歩行指標の変化です。 左側が、装具なし、右側が装具ありで、 上は歩行率(一分間あたりの歩数)、 下が10m歩行時の平均の歩幅です。 どちらも、歩行アシ…

地域連携パス

脳卒中や、大腿骨頸部骨折患者さんは、 地域連携クリニカルパスという書類が各病院間で交換されています。 図は私の自作なので、不備はご容赦いただきたいと思いますが、 地域連携パスにより、前医の情報が連携病院に流れることになっています これが稼働す…

リハ部組織について(その2)

患者さん一人あたりの、平均リハビリ提供単位数を示します。 一番職員が手薄になる時期で、年度の変化を追いました。 内科と整形外科どちらも合わせた平均になっていますし、 患者さんの体調不良が出れば、当然合計からは引かれますが、 今年3月には休日平…