群馬リハビリテーション病院(旧沢渡温泉病院)リハビリテーション部です

回復期リハ病棟156床。ロボットリハ稼働中。100名超のリハスタッフで365日リハビリ邁進中。一緒にリハビリがんばりましょう。

2019-09-01から1ヶ月間の記事一覧

四万ハイキング

9月26日(木)に当院のレクリエーション行事でハイキングに行ってきました。 当院から四万温泉までは、車で約30分と近い距離にあります。 このハイクでは、四万温泉周辺を歩きました。 リハビリスタッフ、看護師さん、介護士さんなど様々な職種の方約40名が…

リハ部の取り組み⑦

ReoGo―J (帝人ファーマ) ReoGo-Jは、コンピューター技術とロボット工学を応用した上肢用ロボット型運動訓練装置です。 イスラエルのMotorika社製のReoGoを帝人ファーマが日本向けに開発し、ダウンサイジングして医療機器認証を受けています。 機能障害の程…

リハ部の取り組み⑥

VE(嚥下内視鏡)検査 食べ物を口の中へ入れて、咀嚼し、飲み込み、食道へ送り込む一連の動作のいずれかに障害がある状態が嚥下障害ですが、この検査は鼻咽腔ファイバーという内視鏡を咽頭に入れ、食物の飲み込み(嚥下)の様子を観察する検査です。 唾液や…

リハ部の取り組み⑤

OG技研 IVES(随意運動介助型電気刺激装置) ニューロリハビリテーションのアプローチの一つとして電気刺激があり、単純な電気刺激よりも随意運動が伴ったトリガー型の電気刺激の方がより効果的といわれます。 患者さんがご自身で手を持ち上げようとした時、…

【症例検討会!】

病院内の活動として・・・ 理学療法室では、日々患者さんの治療や経過を、 症例検討としてスタッフ間で話し合い、今後の治療介入に活かせるようにしています。 今回は、理学療法士の真下さんが、HONDA歩行アシストを使った症例について、発表してくれまし…

ぐんま自動車運転リハビリテーション研究会 第7回研修会

下記のような案内が来ました。 といっても先日の会議の結果ですが、 群馬自動車運転リハビリテーション研究会 今回は、なんと渋川医療センター脳神経外科部長、高橋章夫先生による「自動車運転とてんかん」のお話しを、前橋日赤で開催します。 当会ではじめ…

リハ部の取り組み④

ドライブシミュレータ セーフティーナビ (HONDA) セーフティナビは、HONDAのシミュレーター技術を活用し、「だれでも、楽しみながら、さまざまな交通状況が体験学習できる」というコンセプトで開発されたそうです。 パソコンを使用し、市販のステアリング…

歩行補助用具について

日常生活動作を支援する機器には、さまざまな種類があります。 患者さんの身体の状態に合わせて、より楽で安全に使える機器をご提案することは、療法士が担う役割の一つです。 そこで、今回は歩くことの補助に用いるものを一部ご紹介します。 左から順に松葉…

バドミントン部 郡民祭に参加!!

吾妻郡民祭が9月8日(日)に中之条にて開催されました。 普段、忙しい合間を縫って一緒に練習している当院のバドミントン部員も参加し、各町村に分かれ対戦しました。 結果は、部員の所属チームは優勝・準優勝・3位を占めるという素晴らしい好成績を記録し…

リハ部の取り組み③

Walkaide® (帝人ファーマ) ウォークエイドは、歩行に合わせて腓骨神経を電気刺激することで足関節の背屈を補助し、中枢神経障害による下垂足・尖足に対し歩容(歩き方)を改善します。 「脳卒中治療ガイドライン(2015年)」においても推奨グレードBの治療…

リハ部の取り組み②

歩行アシスト(HONDA技研) HONDAは、ヒューマノイドロボットASIMOで培った歩行理論をもとに1999年より歩行アシストの研究を続けてきました。 2013年からは全国約50の病院や施設の協力のもと、先行使用し機能の最適化を進め、当院もこれに参加しました。 歩…

リハ部の取り組み①

①ロボットスーツHAL HAL(ハル、Hybrid Assistive Limb)は生体電位信号を読み取りモーターで動作するパワードスーツです。 筑波大学の山海嘉之教授らによって開発されました。装着者の皮膚に取り付けられたセンサーを通して微弱な生体電位信号を感知し、内…

「伊勢町祇園祭がありました」

伊勢町祇園祭が8月30日~9月1日に開催されました。 伊勢町祇園祭は、『半年にわたる農作業の疲れを癒し、豊かな恵を神に感謝すること』と、『伝染病発生の多いこの時期の、疫封じの神「牛頭(ごず)天王(てんのう)」への信仰』という、二つの意味が合わさった…

脳卒中患者さんの歩行自立度

これは、私が学生時代に発行された本の引用ですが、現在Amazonで確認したところ絶版でした(゜o゜;)。 中古の価格も、発行時の2倍。すごいですね(^▽^;)。 さて、今日はこの本からの引用です。さらに付け足しで少し思っていることをお話ししたいと思います。 …

医療ガス研修

医療ガスというと、真っ先に思いつくのが亜酸化窒素などの麻酔だと思いますが、当院はリハビリを中心に医療が構成されているため、麻酔等のガスはまず使われることがありません。 今回の研修では酸素療法を中心に、安全に使うための考え方について講義してい…

背骨を意識

骨だけですが、座っているときの姿勢はだいたい上の二つ。 背骨がC字カーブとS字カーブのものですが、どちらが保つべき姿勢なのか、賢明なみなさんであれば、すぐにおわかりいただけると思います。 正解は、右ですね。 左のC字カーブの状態では、骨盤が後ろ…

ストレッチングの意味

最近は、入念なストレッチングをして、怪我を防ぎましょうとは言われなくなりました。 その代わり、野球であれば投手の登板頻度を下げたり、球数制限などを行う事で怪我の予防が考えられることが増えてきました。 なぜなのでしょう。 大腿二頭筋、半腱様筋、…

言語聴覚士

言語聴覚士とは言語聴覚士法第二条によると・・・ 「言語聴覚士」とは、厚生労働大臣の免許を受けて、言語聴覚士の名称を用いて、音声機能、言語機能又は聴覚に障害のある者についてその機能の維持向上を図るため、言語訓練その他の訓練、これに必要な検査及…

スクワットで筋トレして健康寿命を伸ばす

この表は椅子座り立ちテストの結果を解釈するものです。 椅子から30秒間に立ち上がれる回数で検査しますが、年齢に従って実行してみると、意外にできないということもあるでしょう。 例えば、80歳代の女性でも、13~16回は立ち上がりができるようです…

転倒予防

少し涼しくなり過ごしやすくなってきました。真夏に比べ運動するには良い季節ですね。 今回は転倒についてです。 転倒には色々な原因があります。体の機能の低下(体力や筋力)、心の問題(性格や注意力)、環境の問題(坂道や段差)、動作の問題(普段やり…