群馬リハビリテーション病院(旧沢渡温泉病院)リハビリテーション部です

回復期リハ病棟156床。ロボットリハ稼働中。100名超のリハスタッフで365日リハビリ邁進中。一緒にリハビリがんばりましょう。

日の光と幸せホルモン

 こんにちは!はじめまして。OT2年目の牧です。

 色々な方々に支えられつつ、作業療法士として早くも1年半の月日が経ちました。

 これからも感謝の気持ちを忘れずに頑張りたいと思います!

 

 さて、最近は夏の暑さも和らいで日も短く感じられるようになりました。

 町の風景も秋を思わせる装飾が増え、季節の変わり目なんだなぁとしみじみと思います。

 皆さんはいかがお過ごしでしょうか?

 

 今朝もまさに台風の通過で、大雨でしたが、実は気象庁によると今年の9月は、全国的に平年より晴れる日が少なく、ぐずついた天気の日が多いそうです。つまり日照時間が全国的に少ないということです。

 

 突然ですが、皆さんは秋から冬にかけて、なんとなくだるい、やる気が出ないと感じたことはありませんか?もしかしたらそれは「なんとなく」ではないかもしれません。

 季節性うつ病をご存知でしょうか?

 

 季節性うつ病とは秋から冬にかけてうつ症状が現れ、春先になるとよくなるというパターンを繰り返します。気分の落ち込みや無気力感などの抑うつ症状に加えて、過食や過眠等の症状も見られます。原因は日照時間の不足と考えられています。

 

 では、なぜ日の光が原因で季節性うつ病になるのでしょうか?

 それは幸せホルモンと呼ばれるセロトニンが大きく関係しています。

 セロトニンとは脳からの電気信号を神経細胞に届ける物質の一つで以下の作用があります。

・脳を覚醒させる

・身体の活動性を高める

・食欲をコントロールする

 日の光を浴びるとセロトニン神経が活性化されセロトニンを沢山作ってくれるのです。

 

 季節性うつ病の治療として光照射療法(2500ルクスを朝2~3時間浴びる)というものがあります。日の光は曇りの日でも10000ルクスあるのだそうです。太陽のパワーが如何にすごいのか分かりますね!

                                                                                             

 予防としては起床後、30分程度(秋・冬の場合)日光浴をすることが効果的です。

 日光浴以外では食事や運動でもセロトニンを増やすことが出来ます。食事では乳製品、大豆製品、バナナなど、セロトニンの原料であるトリプトファンを多く含む食品や一定のリズムで行う運動がセロトニンの分泌を高めてくれます。朝、しっかり朝食を食べて日の光を浴びながらウォーキングすれば身も心も元気に一日を始められそうですね!

 

            

 これからの季節、どんどん寒くなり日も短くなりますが、日の光を浴びることと、健康的な食事、定期的な運動を心掛け元気に冬を乗り切りましょう!!

 

                               記事担当:OT牧

脳卒中後の疲労

 脳卒中後の「疲労」はよくある合併症ですが、年単位で持続する可能性があります。

 

 このような症状はリハビリの際、回復を阻害する要因になります。

 

 脳卒中後の疲労に関しての原因は不明ですが、視覚、体性感覚、前庭感覚などの中枢性感覚の統合障害が非効率的な姿勢制御を引き起こしている可能性があります。

 

 これら感覚統合をうながす方法として「前庭リハビリテーション」があります。

 

 脳卒中疲労に対する前庭リハビリは、以下の論文で検討されていますのでご紹介します。

 

A Ghaffari B Asadi:The Effects of Vestibular Rehabilitation on Poststroke Fatigue: A Randomized Controlled Trial Study. Stroke Research and Treatment 2022

 

 男性脳卒中患者32人を、前庭リハビリ群と対照群にわけています。

 

 前庭リハビリテーションの練習は、トランポリン、固い地面、スポンジ、バランスボードの上で目を開いたり閉じたりしながら行う運動、頭を横、上、下に動かす運動、重心を変えながらボールを投げたりキャッチする運動、頭を動かしながら歩く運動、手に持ったボールを左右に動かす運動から構成されている。眼球運動は1セッションあたり10分程度行いました。

   

 

             


 疲労度やうつ度、日常生活動作のBADLとIADLにおいて、前庭リハビリ群は対照群とくらべて有意な改善を認めました。

        

     図2  

 リハビリの際にすぐに疲労を訴え、練習を嫌がる患者さんは結構いらっしゃいます。治療可能性のヒントを与えていただきましたので有効に活用できると良いでしょう。まずは、目の動き、首の動き、とこれらの協調性を高めるところから援助していくと身体的負担を訴える方にも応用できると思います。

 

                           記事担当:部長さかもと

 

脳卒中基本動作難易度と評価報告書

年寄りの昔語りにはならないことを希望(無理?)。

 

 私の新人の頃、担当患者さんを10名に絞っていただいており、患者さん一人あたり40分の個別リハビリを行っていました。

 

 先輩方は20名を超える担当患者さん受け持っていましたので、私にはじっくり患者さんを担当する余裕を設けていただいていました。

 

 当時、理学療法士は5名でしたので、手をかけてリハビリを行うべき、重症患者さんを多く担当しました。その結果、整形疾患よりも脳卒中患者さんを多く担当することになったように思います。

 

 当時から脳卒中患者さんが多かったので、典型的な脳卒中の回復過程を学ぶことができました。現在でも多くの脳卒中患者さんをご紹介いただいています。

 

 当時は、基準看護が取得できていませんでしたので、在院日数には制限はなく、一年以上入院されている患者さんもいらっしゃいました。

 

 患者さん同志で屋外歩行練習を実施し、入院患者でありながら、今以上に活動的に過ごされ、自立度も高かったと言えます。

 

              

 

 しかし、すべての患者さんがADLを自立できるわけではありませんので、当院独自に動作難易度表をつくり、評価や報告などに利用していました。

 

  この図はある病院の基本動作難易度を分類した報告ですが、これを参考に90年代初頭には片麻痺患者のデータを使った当院独自の難易度表を持っていました。

 

 

 この表の良い所は、次にどんな動作ができるようになるのか、参考にできるところです。難易度順に並べただけのものですが、脳卒中の患者さんが、どの位の割合でできるようになるかの一覧です。すべての患者さんがこの順序に従うわけではないものの、多くの患者さんはだいたいこの順番に動作レベルが向上していきました。

 

 これを月1回の評価で確認します。そうすることで、脳卒中患者さんはこういう感じに回復するんだなということがわかるようになってきます。それを月一回の評価報告を多職種に向け開示していました。

 

             

 

 昔はこんな風に多くの症例を担当する事で、回復過程を学びました。今はもっと患者さん個別では長時間リハビリに割くことができますので、関わる時間は多くとれると思います。頻度の不足については、年100回を超える症例検討会を合わせて行うことにより、カバーしていきたいと思います。

 

 昔書いた原稿を、一部改変しています。

 

                            記事担当:部長さかもと

腰痛対策

 腰椎は元々少し反っていますが、過剰になると反り腰と呼びます。

 

 

反り腰のセルフチェック

 

 仰向けで寝た時に手が腰の下に簡単に通る状態。

 

 これでは反りすぎですので、腰の下側に手を入れて、その手を押しつぶす練習をしましょう。

床や壁に体を押しつけても、酷くなるとこの赤い部分が大きく空いてきます。

これが腰痛の原因となることもあります。

 

このような反り腰になる原因としては以下があります。

    腹筋が弱い

    背筋の緊張が強い

    太もも前側が硬い(大腿直筋・腸腰筋

 

改善するためには、まずは太腿の裏側のストレッチング

これは比較的緩い方法ですが、骨盤を起こして体を前に倒していきます。両脚ともに15秒くらい行ってください。

 

さらに、私が実際に行っているストレッチングをご紹介します。

 

足首を上側の手で掴み、後ろに引きます。

膝は上がってしまわないようにすることが大事です。

 

療法士の皆様は、これでなぜ改善するのか、理由の説明ができますよね!?。

 

さらに腹筋を鍛えることも大事です。

 

現場?からは以上です(^_^;)。

 

                             記事担当:PTさかもと

 

ホウレンソウ

 言語聴覚療士の日野です。 

 食事(摂食・嚥下面)に関わることも多い職種です。

 

        

 

 “ホウレンソウ”というタイトルで、「栄養に関すること」と思った方もいるかもしれませんが、今回は社会で必要とされている“ホウレンソウ”の先についてです。

 

 ホウ(報)・レン(連)・ソウ(相)と言えば「報告・連絡・相談」で、社会人では当然のルールとして定着していると思います。日常生活や家庭でも活用することで、関係が円滑になったりします。

 

①ホウレンソウの「おひたし」

「お」 怒らない

「ひ」 否定しない

「た」 助ける

「し」 指示する

 “ホウレンソウ”をもらったら、「怒らない・否定しない・助ける・(必要あれば)指示する」で返す。年次が若い職員に対しての基本姿勢として定着しつつある様です。

 

②「こまつな」で仕事を効率よく進める

「こま」 困ったら

「つ」 使える(できる)人に

「な」 投げる(協力を依頼する)

年次の若い職員は、不安や色々なことを抱え込んでしまうことがあります。自分から相談に来る職員もいますが、責任感の強い人は自分で何とかしようと限界まで頑張ってしまう傾向があるそうです。そのような時は周囲がその気配を察知し、「困ったら、その件に熟知している人に、協力を依頼する」様なアドバイスをしてあげることが必要になってきているそうです。

 

③「ちんげんさい」にならないように、気を配る

「ちん」 沈黙する

「げん」 限界まで言わない

「さい」 最後まで我慢

職員が「ちん・げん・さい」になってしまうと、休職や退職の危機に陥ってしまう可能性があるそうです。そのような事態を避けるためにも、常に気を配っておくことが役職やリーダーに求められているスキルとなりつつあるようです。

 

自分より年次の若い職員が増え、また毎年のように実習の学生も来ています。

成長しない職員・学生がいるのではなく、育てられない自分がいるように思えてきました。相手の可能性を伸ばすも、ダメにしてしまうのも自分次第なのだと感じました。

 

                              記事担当:ST日野

 

座りすぎはよくない

 普段から座りすぎている人は、座りすぎていない人と比較して寿命が短く、肥満、糖尿病、心疾患の割合が高いことがわかっています。以前、日本人を対象に日中の座位時間と死亡リスクとの研究の結果が報告されました。

 

 

 これによれば、仕事および余暇の時間を含む全ての日中の座位時間が長いほど、死亡リスクが高まり、特に1日9時間以上座っている人は、将来の死亡リスクが高くなるとされています。高血圧、脂質異常症、糖尿病といった生活習慣病を多く抱えるほどリスクが高くなりますが、生活習慣病がない人でも同じ傾向があります。

 

 普段座りっぱなしでも、週末に運動すればよい、と考える人もいるかもしれませんが、残念ながら、たとえ運動習慣があっても、座りすぎによる死亡リスクは変わらないことが示されました。

 上図は総運動量と余暇の座位時間が死亡率に与える影響を米国人で検証した研究結果です。運動量が最も少なくかつ余暇の座位時間が6時間以上の群(最も右側の棒)で死亡率が跳ね上がっていることがわかります。それだけでなく、同じ活動レベルの群の中でも、座位時間が増えるほど死亡リスクが高くなっていきます。

 

 身体活動量を増やしても、座位時間が長いままではダメだということです。運動不足と座りすぎは別の問題のようです。もちろん運動習慣はつけるべきですが、それ以上に、座位時間を短くすることが死亡リスクを下げるためには重要です。

 

 

 長時間座りっぱなしが、なぜ死亡リスクにつながるのか?

 ふくらはぎは第2の心臓、と言われ、下肢の筋肉の収縮で血流のポンプ機能が働き、循環動態を助けます。長時間座り続けていると、全身の筋肉の70%を占める下半身の筋肉が動かず、血流や血中の脂質代謝が低下し、血液中の中性脂肪の増加、善玉コレステロールの減少、血中インスリン感受性の低下などを引き起こし、動脈硬化などの悪影響につながるとされています。

 その結果、高血圧や糖尿病などの生活習慣病、肥満、骨粗鬆症などのリスクが高まります。

 さらに高齢者では、活動性の低下による認知機能やメンタルヘルスへの影響も指摘されています。

 

 座り続けないことを意識することが大事で、長時間の座りすぎをできるだけ減らし、少なくとも1時間に5分は、立ち上がって体を動かすことが大事でしょう。

 

                            記事担当:部長さかもと

 

 

 

食欲の秋

こんにちは

作業療法士津久井です!

 

熱い夏も終わりを迎え、徐々に秋の季節になってまいりました

 

皆様は秋といえば、どんなことを想像するでしょうか?

 

スポーツの秋・芸術の秋・行楽の秋などなど様々ですが、

 

私は一番に「食欲の秋」が思い浮かびました(^^)/

 

飲食店でおいしいものを食べるのも好きですが、自宅でゆっくり

ご飯を食べるのもいいですよね

 

今回、自宅でパンを作る機会があったのですが、調理は指先の細かさはもちろんの事

遂行機能などの頭の機能も必要とします。

ところで、遂行機能という言葉は聞いたことがありますか?聞き慣れない方もいらっしゃると思いますので簡単に説明させていただきます。

 

遂行機能とは、ある目標を達成するために自身で計画し、実行に移す という機能です

 

今回の場合だと、パンを作るという「目標」に対して

食材・道具は何が必要?個数は?何時から?等を「計画」→「実行」という流れです

 

私たちは当たり前のように、これらを脳が行い行動出来ていますが脳卒中や何らかの

脳への外傷が原因で「遂行機能障害」を呈する方もいらっしゃいます。

そのような方々が作業療法にて、日常生活や病前行っていた活動を通して遂行機能障害に対してのリハビリを行う事があります。

 

今回は冷凍の生地を使用しましたが、調理には5段階ほどの行程を必要としました

①解凍→②成形→③発酵→④具を入れる→⑤焼く→完成!(^^)!

 

↓行程の一部分を紹介します

②成形(丸める、切る、広げるなど)

 生地が柔らかいので力加減の調節がしづらい。特に丸める作業で難易度が高いです

手の運動にもってこいです

 

 

 

④具を入れる

 最近はまっている唐辛子ツナとマヨペッパーコーンにしました。

こぼれないよう丁寧に盛りつけ。均等に盛りつけることも遂行機能のリハビリに!

 

 

何気ない調理動作ですが、普段の生活でも遂行機能の訓練になっているのではないかと思います。またご家族やご友人と一緒におこなえば気分転換や楽しみの共有にもなるので

皆さんも何か料理を作ってみてはいかがでしょうか(^_^)

 

   

  ↑唐辛子ツナパン        ↑追加でゴマ餡・抹茶餡のネジパン製作(焼く前)

 

 無理にやりすぎないこととパンの食べ過ぎにご注意を!

 

                                記事担当:OT室

 

病院パンフレット

 久しぶりに確認しましたが、このパンフレットは、しばらくの間、更新できていません。

 

 

 訳あって、不足点を補う必要があるのですが、意外に機器関連はほぼすべて網羅されていました。足らないのは足首アシストくらいでしょうか。

 

 

 4つの療法で、満遍なく治療を行うスタイルは、数十年前からかわっていません。

 

 最近では、一日平均2時間40分を超える個別リハが実施できている日もあります。

 

 楽しくリハビリするために、皆さんご協力をお願い致します。

 

                          記事担当:リハ部長さかもと

糖尿病患者の浴槽入浴

 湯に漬かる入浴(浴槽入浴)の頻度が高い糖尿病患者は、血糖コントロールの指標であるHbA1c(血糖値の履歴)が良好であるというデータが報告されました。(国立国際医療研究センターによる)

 

 サウナや浴槽入浴の頻度が、心血管疾患発生率と逆相関することは報告されていますが、今回は外来糖尿病患者を対象とする横断研究です。

 

 糖尿病患者1,297人を解析し、対象者は平均年齢66.9歳、男性55%、BMI25.9±5.3、HbA1c7.17±1.14%でした。

 

 浴槽入浴の頻度は週に平均4.2回で、入浴時間は16分でした。浴槽入浴の頻度はHbA1cBMI拡張期血圧に有意な負の相関を認めました。

 

 浴槽入浴の頻度に基づき、全体を3群(週に4回以上、1~3回、1回未満)に分類して比較検討した結果も同じく、浴槽入浴の頻度の高い群は、高齢で、HbA1cBMI拡張期血圧が低いという関係がありました。

 

 入浴頻度の高い患者は身体活動量が多い可能性がありますが、その上、この研究結果は習慣的な浴槽入浴が、肥満、拡張期血圧および血糖コントロールを、わずかながら改善する可能性があるとしています。

 従って、浴槽に漬かるという温熱療法は、2型糖尿病患者の心血管疾患を抑える可能性があると考えられます。

 また、文献を基に、浴槽入浴による効果発現のメカニズムは、体温上昇と血管拡張による血流や血管内皮機能の改善、一酸化窒素産生の増加、インスリン感受性の亢進などが考えられるとしています。

 

 

 浴槽に浸かる習慣は、血管内皮や血流改善、インスリン感受性などに僅かですが良い方向に影響を与えます。

 

 糖尿病の方だけでなく、特に疾患を持たない方でも健康増進のため、浴槽に浸かる頻度の高い習慣は良い効果を生みます。

 

 温泉や風呂の力を活用しましょう。

 

                                記事:さかもと

~健康的なマッチョを目指して~

こんにちは!

理学療法士の相場です!

 

今回は、5月の記事でお伝えした、僕が最近頑張っている筋トレについて

始めたきっかけや、僕なりの食事管理について、みなさんにお伝えします!

普段あまり運動に時間がかけられない方や、運動に対して抵抗のある方も、少しでも運動に対して興味をもって頂けるきっかけになれば嬉しいです!

 

さっそくですが、なぜ筋トレを始めたかについてお話しします。

 

中学・高校生の頃、ずっとバスケットボール部に所属しており、日々の練習に加え、

腕立て、腹筋、背筋などの基礎的なトレーニングも行っていましたが、

元々食が細く、トレーニングに関する知識も浅く、体つきはいい方ではありませんでした。

唯一誇れることとは、腹筋がくっきり浮かんでいることでした!

                              

そして部活を引退後、受験勉強を頑張るため大好きなお菓子を毎日食べ、

大学に入り、運動不足に加え食生活も乱れ…

くっきりあったはずの腹筋はどこかへ消えてしまいました。

 

どうにか腹筋を戻したいなぁと思っていた頃、ある動画と出会いました。

その内容とは…

 

「腕を使わない腕立て伏せをする動画」

でした。

 

文字だけイメージしづらいとは思いますが、

こんな感じです↓↓↓

 

試しに僕も挑戦しましたが、1mmも身体は上がりませんでした。

どの筋肉を使えばいいかわからず…

 

それもそのはず、フェイク動画だったようです。

 

踊らされてしまいましたが、(^_^;)(^_^;)

僕はこの方の活動やSNSに興味を持ち、この方が投稿しているトレーニング動画で

レーニングを始め、運動方法・ダイエットに関して興味が広がってきました。

「くっきりした腹筋を取り戻す」ことを目標にして、本格的に取り組みを始めました。

 

筋肉痛の日々に追われながらも、3ヶ月経った頃から、

「あれ?そんなに肩周り大きかったっけ?」と声をかけられることが増えました。

 

そんな中、ある質問をいただくことがあります。

「やっぱり食事は気にしてるの?」

 

「鶏肉、ブロッコリーは摂るようにしています。」

と答えます。

                

もちろんトレーニング内容も大事ですが、蛋白質の摂取量や、腸内環境の改善は身体作りにとっては重要だと言われています。

特に鶏肉、ブロッコリー、そして卵、これらは多くの人が

意識的に摂取しているようです。

 

なぜ、これらの食事が大事なのかについては次回お話しようと思います。

 

最後に、トレーニングを始めて1年3ヶ月続けてみた感想と結果です。

まず実感したことは、「体力がついた」ということです。

そして栄養が大事と知ったことから、食生活に気を配るようになったためか

体調も崩しにくくなった気がしています。

                           

目標としていた腹筋はうっすらでてきたかなぁという程度ですが、

なにか1つでも目標としていることがあるだけでも充実した日々を

送るきっかけにもなるのではないでしょうか。

 

レーニング、ダイエット、食事管理という文字だけでも

苦手意識がある方も多いとは思いますが、5分でも些細な運動でも、

続けていくことで変化を感じることができれば、楽しく感じるかもしれませんね。

 

長くなりましたが、みなさんの運動のきっかけになれば嬉しく思います。

 

                         記事担当:理学療法士 相場